相撲のぼりの豆知識。やってはいけないことがある
5月 14th, 2018大相撲が行われる会場には、多くののぼりが立ててありますよね。
実際に会場で見た人、テレビなどで見た人は多いかと思います。
これは相撲のぼりと言い、一般的なのぼりとは違うものです。
ここでは、相撲のぼりについてまとめています。
・相撲のぼりとは
通常、お店の前などに設置されているのぼりは180cmくらいのものですが、相撲のぼりは500cmくらいのものが設置されています。
これは、遠くの人にも見えるようにしたもので、遠くにいる人に向けて集客をしていると考えられています。
相撲のぼりのポールは竹が使われており、少々のことでは折れません。
・相撲のぼりで禁止されていること
相撲のぼりでは、これをやってはいけないという決まりがあります。
相撲のぼりには力士の名前、スポンサーの名前が書かれているのですが、力士名は黒字で書いてはいけない、スポンサー名は赤字で書いてはいけないと決まっています。
力士は黒字だと黒星を連想させるからで、スポンサーは赤字を連想させるから禁止されているのです。
・相撲のぼりは誰でも作れる?
相撲のぼりはのぼり制作会社に依頼すれば誰でも注文できるものなのでしょうか。
相撲ファンなら作ってみたいものですね。
しかし、相撲のぼりは勝手に作ることはできません。
相撲のぼりを立てるには、日本相撲協会の許可が必要で、協会から委託された専門の業者でないと作れないようになっています。
ですからのぼり制作会社に依頼しても作ってもらえないのです。
「相撲のぼり風」のものは作ってもらえるので個人で楽しむのには良いかもしれませんね。
・こちらの記事に相撲のぼりの画像がありました⇒2日に「中津川場所」 会場にのぼり | 岐阜新聞Web